2012年7月20日金曜日

千葉の田舎の祖母の味、母の味2

子供の頃、祖母におやつとして作ってもらった味。 母がいつもそればかり作るので、子供の頃は嫌いだったけど 今はとても懐かしい味。 少しずつ皆さんにご紹介していってます。 どれも千葉の田舎くさ~いお料理ばかりですが・・・。 今回は「しそ やんき」です。 梅雨、明けましたね。本当は梅雨のジメジメを感じると思い出す味だったのですが・・・。UPが遅くなってしまいました。 庭のしその葉が大きくなってきて、サワサワと風に、雨によく揺れるようになってくると、このおにぎりが食卓にのぼっていました。 昔の知恵ご飯で、炊飯器など無い時代に残った冷や飯を食べきるために、祖母が作っていたそうです。むろん、わたしは炊飯器がある時代の生まれ、時々祖母が作ってくれる、このおにぎりが大好きでした。 千葉弁で、おにぎりのことを「やんき」と言います。なので、「しそ やんき」です。 作り方はいたってシンプル。 まずは塩おにぎりを作って両面にしそをはりつけます。フライパンでご飯が温まるまで、返しながら両面焼きます。ご飯が中までしっかり温まる頃、おいしい焦げ目もついてきます。赤しそでも、緑色の普通のしそでも、どちらでもおいしいです。 祖母の作るしそやんきは、写真のようにボリューム満点でした。 ぜひぜひ、お試しくださいませ。素朴な味です。 おおき